<ご注意> ヤマシタでは現在海藻商品の販売をしておりません。
本ページは、奥能登観光などで乾燥物海藻をお買い求めの方に調理方法などの情報をお届けしています。

 奥能登では30種類もの海藻を食用として利用し旬には生で,また年間を通して乾燥や塩蔵で山菜のようにして親しんできました。

天然物海藻は健康の素

海藻は健康に良いと頭では分かっているものの,レシピを知らないので,中々手が伸ばせないという話をよく伺います。ぜひ当ページに目を通していただき,健康的な食事の参考にしてください。

乾燥物海藻の下処理からお手軽なレシピは奥能登の海藻文化ページでもご覧いただけます。チェックしてみてください。

◆ 海藻は玄米など,穀類の全体食と大変相性の良い健康食品です。カロリーも低く繊維質がたくさん含まれていますので,色々な工夫をしてたくさんの海藻を食べましょう。

◆◆◆ 海藻レシピINDEX ◆◆◆

新着レシピ:げんてん倶楽部のおすすめ海藻レシピ をご覧下さい。
海藻の味噌汁(みそ汁)
 つるも かじめ粕汁  天然わかめ     
寒天料理(天草・えご)
エゴ  天草       
海苔(のり)料理
はばのり 岩のり      
その他の海藻レシピ
 つるも 生かじめ   乾燥かじめ ぎんばさ  わかめ 
 はばのり  岩のり      

※ 海藻レシピは,海藻図鑑のページや奥能登の海藻文化ページにも掲載しています。色々な食べ方を工夫して海藻をお楽しみください。

※ 本ホームページでは,奥能登の「海藻文化」のご紹介も兼ねて,弊社でお取扱いしていない生の海藻レシピも含めてご紹介しております。

※ 本ページ作成に当たっては「石川県水産総合センター」の池森貴彦さん提供の,海藻の食べ方を参考にさせて頂きました。

あかもく料理2品

NEW!!  能登産あかもくの風味を生かした手軽な料理のご紹介です

あかもく料理二品

あかもくは風味豊かな海藻です。 わかめと同じくクセがなくどのような料理にも合うので大変人気があります。 輪島げんてん倶楽部のあかもくは乾燥していますが、お湯や水でもどすと粘り気がでます。 このまま細かくたたいて乗せてわさび醤油やおかかと醤油で軽く味付けて熱々のごはんに乗せて頂くのも最高です。

ここでは山芋、タコとの組み合わせをご紹介します。
オクラと山芋のねばねばあかもく風味(写真左)
タコとあかもくの酢の物(写真右)

下ごしらえ: 
・ 材料は、「能登産あかもく」と、ヤマイモ、オクラ、タコ、キウリ
1) 「能登産あかもく」をボウルに適量とり、熱湯で湯通しして戻します。柔らかくなり、粘り気が出ます。
2) オクラは一つまみの塩で表面をこすり、そのまま熱湯の中に投入して2分間程度ゆでます。
3) 皮をむいたヤマイモとゆでたオクラを3mm厚の輪切りし、ヤマイモはさらに短冊に切っておきます。

4) タコとキウリも薄くスライスして、キウリは塩もみしてしんなりさせておきます。

調理方法: 
1) オクラと山芋のねばねばあかもく風味: 
湯戻しして粘り気がでてきたあかもく半分を下ごしらえ3)と一緒にして、包丁でヤマイモが細かくなり過ぎない程度に、トントンと細かくたたきながら、材料がよく混ざるようにします。

2) タコとあかもくの酢の物:
 あかもく残りの半分とキウリ、たこを良く混ぜてから、酢、塩、砂糖の三杯酢で和えます。

食べ方のヒント: 
・ オクラと山芋のねばねばあかもく風味は、わさび醤油でそのままおかずや酒のつまみにどうぞ。また、あつあつのご飯に乗せてわさび醤油でいただくのも絶品です。

・タコとあかもくの酢の物は、粒マスタードを加えて、オリーブオイルをたっぷりかけるとカルパッチョ風になり、これもまたあかもくの風味が生かせる食べ方です。

・能登産あかもくについての商品情報は奥能登の海藻文化ページへ、その他のレシピ情報は海藻図鑑にもあります。

肉厚のめかぶ(わかめの茎の根元)のコリコリ、サクサクの歯ごたえを生かした、カルパッチョ風サラダをご紹介します。

下ごしらえ: 
・ 材料はめかぶとたまねぎ、きゅうり、プチトマト、アンチョビ、レモンなど。
・ ぬるま湯で良く戻しためかぶは食べやすい大きさ(大きめ)にざく切りにしておきます。
・ たまねぎは薄くスライスして水にさらします。
・ きゅうりはスライスして天然塩などの良質の塩を軽く振り、しんなりしてきたら水分を絞っておきます。

調理方法: 
・ 下ごしらえしためかぶ、たまねぎ、きゅうりに細かく切ったプチトマト、塩少々と黒こしょうを振ります。
・器に盛り、お好みに合わせてレモンスライスを散らします。
・ 食べる直前に、ドレッシングとしてレモン汁とオリーブオイルをたっぷり掛けて食べます。

調理のヒント: 
・ めかぶを丸ごと乾燥させた「めかぶ」はカルパッチョには最適です。
・ 水に戻したときのぬめり成分はフコダインです、水洗いでお好みのぬめりに調整をしてください。
・ お好みに合わせて、粒マスタードやアンチョビのみじん切りを散らすと風味が増します。

・めかぶについて: 商品情報は奥能登の海藻文化ページへ、詳しい情報は海藻図鑑へ。

 注目 関東地方でも人気がうなぎのぼりの九条ねぎは、その名の通り京都発祥の「葉ねぎ」です。深い緑の葉の部分が柔らかく風味が豊かで甘みがある食材です。

 今回は、この軟らかく甘みのある九条ねぎと、シャキシャキっとしたぎんばさの食感を楽しめる酢味噌和2品のご紹介です。

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下ごしらえ: ぎんばさは水に戻してさっと洗ってから湯通しして、ざるなどで湯を切ってから3cm程度の長さに切っておきます。九条ねぎとしめじも3cm程度の長さにそろえて切り湯通ししておきます。※九条ねぎは細く斜め切りにして湯通しすると美しく仕上がります。

調理のヒント: 湯通しした食材は、適度に湯を切ってから、ボウルなどでサクッと混ぜます。食卓に出す直前に酢味噌を添えます。

・ お好みにより、九条ねぎとぎんばさだけのシンプルな組み合わせもお楽しみください。食卓のちょっとしたアクセントに、日本酒やワインとも良く合います。

・ぎんばさについての: 商品情報は奥能登の海藻文化ページ 、詳しい情報は海藻図鑑へ。

 「おかずラー油」は、「ぶっかけ!」「ガリガリ」のキーワードで人気の食材です。この食材とぎんばさのシャキシャキ食感がまた良く合います。

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下ごしらえと調理のヒント: 水で戻して湯通し後、2cm程度のザク切りにしたぎんばさを、おかずラー油と混ぜるだけです。熱々のご飯に混ぜて、ラー油のガリガリ感とぎんばさのシャキシャキ感をお楽しみください(上左写真)。

 おかずラー油を酢味噌和えのトッピングとして、ほんのちょっと乗せるだけでも、酢味噌和えの甘さに物足らない場合にお試しいただけます(上右写真)。

・ぎんばさについて: 商品情報は奥能登の海藻文化ページへ、詳しい情報は海藻図鑑ページへ

 味噌汁は、海藻を毎日たくさん食べるのに、手軽でしかも美味しいレシピの代表格です。

 ジャガイモや豆腐などとも相性が良く、潮の香りがたっぷりの天然物海藻の味噌汁は、養殖わかめ等とは一味も二味も違って格別な風味が楽しめます。

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下ごしらえ:  つるもは茶色をしていますが,水で戻したあと(15分位),流水でもみ洗いをすると,色が落ちていきます。好みの色でお使いください。色は洗い落とさず食べたほうがフコダインが摂れます。

色が落ちにくい新物は水に戻してそのままお使いください。水に戻すときに塩出しもかねてください。

調理のヒント:適当な長さに切ってみそ汁にどうぞ。じゃがいもや揚げと良く合います。

ここに注意: 他の具を入れ過ぎると,つるもの食感が無くなりますので注意してください

 

その他のおすすめ海藻レシピ(つるも)

◎鍋物に:
くずきりの替わりにお使い頂けます。 くずきりは,でんぷん以外に特段目だった栄養はありませんが,つるもにはフコイダンや食物繊維が多く含まれていますので,すき焼きなどの際には栄養バランスが一段とよくなります。

◎つるもあん:
つるもを短めに切って,だし汁,生姜,ねぎ,ごま油,醤油,砂糖,白コショウ,水溶き片栗粉でとろりとしたあんをつくります。厚揚げや揚げ出し豆腐,白身魚のから揚げなど,色々なあんかけ料理にお使い頂けます。

◎自家製なめ茸:
なめこ,エノキタケ,つるもを適当な大きさに切り,水,酒,醤油,砂糖,酢少々を加えて,ぐつぐつ炊くと,自家製つるもなめ茸のできあがりです。

※ 乾燥物海藻については奥能登の海藻文化ページ へ、詳しい情報は海藻図鑑へ。

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・乾燥物海藻については海藻奥能登の海藻文化ページへ、詳しい情報は海藻図鑑

下ごしらえ: 生かじめ(ツルアラメ)を3mm幅位の千切りにします。渋みがあるときは2時間程真水にさらします。酒粕は,すり鉢やミキサーを使って,水で滑らかに練り上げておきます。

普通に具の無いみそ汁を作り,滑らかになった酒粕を入れて粕汁を作ります。アツアツを維持できるよう,温めておきます。

調理のヒント:普汁椀に刻んだかじめを入れておき,そこに用意したアツアツの粕汁をみそ汁を注ぐと,かじめは鮮やかな緑色に変わり,とろみが出ます。

ここに注意: 粕汁は一緒に煮ると渋みが出ます。食べるときに,熱い粕汁(またはみそ汁)を掛けて,早いうちに召し上がりくます。熱々でないととろみが出ません。

 

若い生かじめ(ツルアラメ)は,天然なめこにも負けないヌメリを楽しみます。冷え切った体にはかじめの酒粕汁が最高です。

生のかじめは,地元でないとなかなか手に入らないと思いますが。冬から春にかけての海岸でかじめ拾いなどいかがですか?朝早くに,おばちゃん達が拾ってしまいますが(笑)。

その他の海藻レシピ(生かじめ)

◎かき揚げ:

生かじめを細く切って,アオサなどと一緒にかき揚げにするのも美味しいです

◎しゃぶしゃぶ:

生かじめは,しゃぶしゃぶでもいけます。醤油で味を調えた,かつお節と昆布の出汁に,水で練り上げた酒粕を加えます。つまり,粕汁の逆をやるわけです。サッと粕汁にくぐらせて,緑色に変わったかじめを食べます。みそ汁に入れるよりも,すこし幅を広め,長さを長めに切るとしゃぶしゃぶし易いと思います。

しゃぶしゃぶの後のかじめの出汁が溶け込んだ汁が,これまた絶品のスープです。

※ 残念ながら、弊社取扱の乾燥物かじめでは、この風味をお楽しみいただけません。海藻図鑑で旬の時期を確かめて、是非奥能登に足をお運びください。 

海藻の煮物といえば、海苔の佃煮、昆布巻きとひじきの煮物などですが、能登には、このほか色々な海藻の煮物があります。

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下ごしらえ:  水に戻して(または沸騰したお湯に入れて2〜3分にて水洗いして)から調理してください。弊社の「かじめ」は一度茹でてありますので,火を通さなくても召し上がれます。

調理のヒント: 水に戻したかじめと細く切った油揚げを,ゴマ油でサッと炒め,だしと醤油,みりん,調味料で数分煮て,砂糖を好みで加えて味付けします。

ひじきの煮物と同じように,にんじんや大豆を加えていただくと栄養バランスも抜群です。

ここに注意: 水に戻すと量が増えますので注意してください。 大豆は缶詰のものを使うと便利です。

かじめについて: 乾燥物海藻については海藻奥能登の海藻文化ページへ、詳しい情報は海藻図鑑へ。

その他の海藻レシピ(乾燥かじめ)

◎スパゲティや麺類のトッピングとして:
細く刻んだ弊社「かじめ」商品は,スパゲティに混ぜても,冷やしうどん,冷やしそば,冷やし中華などのトッピングに最適です。一度茹でてありますから,そのままでご使用になれます。

◎かじめの胡麻和え:
ゴマをすりつぶし,砂糖と味噌を混ぜてゴマ味噌に,下ごしらえしたかじめをあえます。能登では打ち豆(青豆を平たくつぶしたもの)を塩茹でしたものを混ぜたりもします。

◎そのまま生姜醤油で:
下ごしらえをしたかじめを,ヘルシーなおつまみとして生姜醤油で,お召し上がりください。

 つるもの下ごしらえ
 
最初は水をたっぷり含ませるように,10分程度漬け置きします。つるもが水を含んで軟らかくなったら,水道水を替えながら,水が澄むまで洗い流してください。※色を落とす程度は好みで調節してください。
 【STEP-1】水洗い前のツルモはこげ茶色で,一見すると乾燥した草のようにも見えます。でも,フコイダンたっぷりのれっきとした海藻です。

 【STEP-2】十分水洗いしたつるもがきれいな半透明に変身。一つまみほおばってみてください。歯応えと独特の味わいが分かります。下ごしらえ完了です。

調理のヒント: ツルモは,輪島の特産品です。見た目はとっつきにくいですが,クセがなく天然風味がたっぷりの万能の海藻です。

調理目的に合わせて適当な長さに切ってからお使いください。

水洗いしたツルモを,ワカメと同じように,みそ汁やサラダに使うこともできますし,くずきりの替わりにすき焼きや鍋物にいれたり,やきそばにも良く合います。

今回は,お酒のつまみとして大根おろしの付け合せや,ご飯のおかずとしても最適な「つるものなめ茸風味」を作ってみましたので,ご紹介します。サクッとした軽い食感が美味しいですよ。

作り方: 市販の昆布ツユと料理酒を適量,そして砂糖を少々。煮詰め残す汁量を頭において味を整えます。煮るときは水を適量加えてから火にかけて,汁量が始めの量になるまで煮詰めていきます

つるもについての商品情報は奥能登の海藻文化ページ、詳しい情報は海藻図鑑へ。

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 ぎんばさは,きばさ,じんばさ,神馬藻とも呼ばれ,しゃきしゃきっとした食感と,独特の風味があります。

下ごしらえ: 水で十分戻してから,さっと水洗いして湯通ししてから調理します。沸騰したお湯で2〜3分にてから水洗いして頂いても結構です。

調理のヒント:食べ易い大きさに切り,酢醤油酢味噌,生姜味噌,唐辛子味噌など,色々なものと和えてお召し上がりください。

ここに注意:水に戻すとかなり量が増えます。

ぎんばさについての:
・乾燥物海藻については奥能登の海藻文化ページへ。
・詳しい情報は海藻図鑑へ。

その他の海藻レシピ(ぎんばさ)

◎とろろ和え:
すりおろしたとろろ芋に下ごしらえをしたぎんばさをトッピングします。わさび醤油で頂くと健康にも良いおつまみにもなります。

◎きんぴら:

きんぴら風に味付けをしたぎんばさもいけますが、ここでは、きんぴらごぼうにぎんばさを加えて風味を高めるレシピを紹介します。
・ 細切りにしたにんじんとあく抜きをしたごぼうを、ごま油に唐辛子を加えて炒めます。
・ 良く火が通ったら,下ごしらえをしたぎんばさを加えてサッと炒めます。
・ 砂糖,醤油,酒で調味して、軽く炒り煮します。
・ 水分が適当に飛んだら白ゴマをまぶして完成です。

◎炒め物:
豆板醤と味噌でピリ辛炒めにする。

◎みそ汁:
下ごしらえをしたぎんばさをみそ汁に入れても美味しく頂けます。

 低カロリーでミネラルやビタミンが豊富な海藻を加えることで、野菜サラダが一段とパワーアップします。ワカメはひじき、かじめなどと共によくサラダに合う海藻の代表格です。

 ワカメはまた、もずくやくろもなどと共に酢の物にも存在感を発揮する食材ですね。

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下ごしらえ:3分ほど水に浸して戻してから、適当な長さに切ってから調理にご使用ください

調理のヒント:天然ものの良さは,その風味の良さです。養殖ものと違い,「わかめの味」がします。サラダでも,みそ汁でも味の違いが分かります。ふやけすぎない,煮すぎないように,料理には最後に入れるのがコツです。

ここに注意:水に戻すと量が増えます。栄養豊富で美味しく召し上がっていただくために,水で戻す際は,長時間漬けすぎないようにしてください。漬けすぎると,食感も落ちてしまいます。

 水に戻したワカメは丸まったままで切ると、長さが不揃いになり食べにくくなります。一本一本にほぐしてから切り揃えます。

 天然わかめは海水の塩気が残っています。味噌汁はいつもより少し味噌を少なめにしてください。

乾燥物天然わかめについては奥能登の海藻文化ページへ、詳細情報は海藻図鑑へ。

その他の海藻レシピ(わかめ)

◎ナムル:
・ 厚めに輪切りにしたきゅうりと縦半分に割った後斜め切りにしたみょうがに塩をふりかけしんなりさせる。

・ 水に戻した天然わかめを食べ易い大きさに切り,水分をしっかり切る。
・ ぎゅっと絞ったきゅうり・みょうがと天然わかめを混ぜて,ごま油と醤油で味付けをする。
※ 釜揚げしらすを少し添えるのも美味です(栄養的にもGood)。

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下ごしらえ: 水またはぬるま湯で戻してから,細かく刻んで調理してください。

調理のヒント:食ざっくり刻んで,酢醤油で合えるとビールやお酒のおつまみに最高です。ポリポリとした食感がたまりません。酢味噌,生姜醤油などでも美味しく召し上がれます。

薄切りにし,塩を振りかけてしんなりしたきゅうりとみじん切りの茗荷(みょうが)を加えたきゅうりめかぶも美味しいです。

ここに注意: 水に戻すと量が増えますので注意してください。

乾燥物めかぶについては奥能登の海藻文化ページへ。

もずくの酢の物
くろもの酢の物
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くろも、もずくの詳細情報は海藻図鑑へ。

下ごしらえ: 生のものは,酢の物にするときは,サッと湯通しして使用します。みそ汁や,天ぷらには生のままでもOKです。

調理のヒント: 食三杯酢が合います。酢・醤油・だし汁を同じ割合,砂糖を1/3,塩少々を混ぜます。

ここに注意: 塩蔵物は,十分に塩出しをしないと,味付けのバランスが崩れ,しょっぱくなります。

 天然物の天草やえご(エゴノリ)で作ったトコロテンやえご羊かんは、食べ応えもあり低カロリーかつ食物繊維を豊富に含んだ良質の健康食品です。

 寒天料理は手間が掛かるものと思い込んでいる方もいらっしゃるかも知れませんが、輪島では煮詰めたエゴをそのまま固めたえご羊かんなどは意外と簡単なのと、本物の食への関心の高まりで、ご家庭で手づくりされる方が増えています。

調理手順:※エゴ羊かんの作り方は天草寒天(トコロテン)の場合も同じです。

1. エゴを煮詰める

エゴ25gに対し1000ccの水,スプーン1杯の酢を入れて,1時間ほど煮詰めてください。※全部は煮溶けません。

2. 煮詰めたエゴを濾す

フィルターとしては,キッチンペーパーが便利です。

3. 濃縮コーヒを加える

えご汁が薄まらないように,濃縮エキスを使うのがコツです。砂糖お好みでお忘れなく。

冷ます

冷ます

冷ます

煮詰めたモノを濾さずに固めたものは能登では「エゴ羊かん」と呼びます。

煮詰めたエゴを濾してから冷ますと、「エゴのトコロテン」になります。

煮詰めて濾したエゴにコーヒーを加えて「コーヒー寒天」に。

 えご羊かん、エゴ寒天は、酢醤油、黒蜜、きな粉で食べます。

調理のヒント: 「エゴ」 は,上図のように煮詰めたものを ◆そのまま固める ⇒ ◆濾してから固める ⇒ ◆コーヒーなどを混ぜてから固めるというように,順番に料理すると一度に三色の食べ方をお楽しみ頂けます。

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調理手順: 
1. 白くなった天草10gに対して1000ccのお湯。スプーン1〜2杯の酢を入れて,時々かき混ぜながら1時間ほど煮詰めます。
2. 煮詰めてお湯が減ってきたら,足し水をして最初の7割位の量に調節をします。
3. 鍋の上にざるを置き,その上にキッチンペーパーをしいて煮汁を注ぎ込みます。
4. 濾した煮汁をタッパー等、適当な角型容器に入れ常温になるまで冷まし,冷蔵庫で冷やすと自家製トコロテンのできあがりです。

調理のヒント: 冷水羊かんを作るときは攪拌しながら冷ますと,ムラのない均一な水羊かんができます。特に,練りあん(小豆)などを入れたときは,入れたものが沈んでムラにならないように注意してください。

乾燥物天草(てんぐさ)については奥能登の海藻文化ページへ、詳細情報は海藻図鑑へ。黒蜜やゴマ味噌,酢醤油などお好みで召し上がってください。

ツルツルっと行くには,専用の「トコロテン突き」が必要です。ネットで「ところてんつき」「ところ天突き」などのキーワードで探してみてください(Amazonにはありました)

※作り方の手順は,次の「えご羊かん」の作り方と同じですので参考にしてください。

 あおさ青のり甘のり岩のりをはじめとして、海苔(のり)にはたくさんの種類があります。
 奥能登では、特に岩のりが重要な冬場の産物です。生の岩のりは高価で取引されますが、それでも旬の季節になると求める消費者は大変多いです。また、より手ごろで磯の香りの強いはばのりも人気です。

容器とふたをセットにしたデリバリー容器各種を販売中です。

奥能登の食文化ご紹介

【ご注意】当社では奥能登の塩のみお取扱いしております。海藻に関する情報は奥能登食文化のご紹介の目的です。

株式会社ヤマシタ

住所

〒928-0004
石川県輪島市稲舟町歌波9

受付時間

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日祝祭日

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「輪島げんてん日記」