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・乾燥物海藻については海藻奥能登の海藻文化ページへ、詳しい情報は海藻図鑑

下ごしらえ: 生かじめ(ツルアラメ)を3mm幅位の千切りにします。渋みがあるときは2時間程真水にさらします。酒粕は,すり鉢やミキサーを使って,水で滑らかに練り上げておきます。

普通に具の無いみそ汁を作り,滑らかになった酒粕を入れて粕汁を作ります。アツアツを維持できるよう,温めておきます。

調理のヒント:普汁椀に刻んだかじめを入れておき,そこに用意したアツアツの粕汁をみそ汁を注ぐと,かじめは鮮やかな緑色に変わり,とろみが出ます。

ここに注意: 粕汁は一緒に煮ると渋みが出ます。食べるときに,熱い粕汁(またはみそ汁)を掛けて,早いうちに召し上がりくます。熱々でないととろみが出ません。

 

若い生かじめ(ツルアラメ)は,天然なめこにも負けないヌメリを楽しみます。冷え切った体にはかじめの酒粕汁が最高です。

生のかじめは,地元でないとなかなか手に入らないと思いますが。冬から春にかけての海岸でかじめ拾いなどいかがですか?朝早くに,おばちゃん達が拾ってしまいますが(笑)。

その他の海藻レシピ(生かじめ)

◎かき揚げ:

生かじめを細く切って,アオサなどと一緒にかき揚げにするのも美味しいです

◎しゃぶしゃぶ:

生かじめは,しゃぶしゃぶでもいけます。醤油で味を調えた,かつお節と昆布の出汁に,水で練り上げた酒粕を加えます。つまり,粕汁の逆をやるわけです。サッと粕汁にくぐらせて,緑色に変わったかじめを食べます。みそ汁に入れるよりも,すこし幅を広め,長さを長めに切るとしゃぶしゃぶし易いと思います。

しゃぶしゃぶの後のかじめの出汁が溶け込んだ汁が,これまた絶品のスープです。

※ 残念ながら、弊社取扱の乾燥物かじめでは、この風味をお楽しみいただけません。海藻図鑑で旬の時期を確かめて、是非奥能登に足をお運びください。 

容器とふたをセットにしたデリバリー容器各種を販売中です。

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