<ご注意> ヤマシタでは現在海藻商品の販売をしておりません。
本ページは、奥能登観光などで乾燥物海藻をお買い求めの方に調理方法などの情報をお届けしています。

昔から,能登の人々はおよそ30種類もの海藻を食用として利用し,旬には生で,年を通じては乾燥や塩蔵で山菜のように,海藻に親しんできました。

 海藻は健康に良いとは分かっていても,料理の仕方が分からないので敬遠しがちというというお客様の声が多くあります。輪島げんてん倶楽部では,海藻料理の仕方も海藻レシピ集海藻図鑑で詳しく紹介しておりますので,商品選択の参考にしてください。 

 

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奥能登の天然物海藻は希少です

奥能登の女性のエネルギーを感じてください。

奥能登といえば、季節の変化とともに海藻を愛してきた土地柄です。

残念ながら、昨今は採取者の高齢化に伴い、奥能登における天然物海藻商品の販売は大幅に減ってきております。

ヤマシタでも以前はお取扱いしていた関係上、奥能登の海藻文化を語り継ぐため、天然物海藻の情報の提供を続けております。

ホンダワラ.jpg
能登の味・海の風味

あかもく

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・数か月で長さ10m程に成長する海藻です。細く長い茎から枝が出て、柔らかなシダのような葉をつけます。※生ものと異なり強い粘り気はありません。

・しゃきしゃきとした歯触りとぬめりのある舌触りが特徴の海藻です。くせのない味わいでわかめと並んで人気の翏い商品です。

食べ方:
・塩分があるので、しんなりするまで水に戻すか、沸騰したお湯に1分ほど浸けて、キッチンペーパーで絞ってから調理してください。

・下準備したあかもくを適当な大きさに切り、酢油、酢味噌、しょうが味噌、からし味噌などで和え物にしてあつあつのご飯お供にどうぞ。

・炒め物、おひたし、とろろに混ぜてもあかもくの風味が生かせます。

・もちろん、みそ汁の具としてもどうぞ。煮込まないで、お椀にいれたあかもくに熱々のみそ汁を注ぐとおいしいです。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

 

 

いわのり(岩のり)

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・押し寄せる荒波の危険ととなり合わせの中,冬の岩場で一つまみずつ手作業で採る岩のりは,大変おいしく価値ある海藻です。
・養殖物とは,歯応えと風味が違います。

食べ方:
・軽くあぶって,そのままパリパリっと。
・あぶった岩のりをビニール袋に入れて粉々につぶすと,贅沢なふりかけに。一つまみをご飯にのせて,醤油をチョッと...磯の風味が幸せ!
・味噌汁にちぎった岩のりをパッと散らすと,岩のりの存在感がアップします。
・岩のり入りの出汁巻き卵にも。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

海藻採り写真

はばのり

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・はばのりは,岩のりより歯応えがあり,磯の香りも強い海藻です。色は茶色から黄緑色で,黒っぽい岩のりとは区別できます。着生するところは,岩のりと同じ,波あたりの強い岩場です。

食べ方:
・軽くあぶって,そのままパリパリっと。
・あぶった岩のりをビニール袋に入れて粉々につぶしてふりかけに。一つまみをご飯にのせて,醤油を少し垂らすと,岩のりとは違った磯の風味です。
・味噌汁に入れるのは,最も手軽な味わい方です。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

岩場写真

かじめ

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・別名ツルアラメと言い,日本海にだけ生育している海藻です。能登の地元では千切りにしたものを煮て乾燥したものが販売されています。乾燥物の黒い色をしていますが,水に戻すと茶褐色になります。

食べ方:
・乾燥物(本商品)は,水に戻して,ヒジキと同じように煮物やサラダなどにお使い頂けます。 ・また,一度にてありますので,水に戻したものを酢醤油などで味付けをしてそのまま食べる方もいます。・スパゲティなどのトッピングにもOKです。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

かじめ海中写真

ぎんばさ(ぎばさ)

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・ほんだわら類の仲間ですが,他のほんだわら類のように大きな群落を作ることはありません。珠洲の外浦側で,正月に軒先で干している風景を見かけます。

食べ方:
・十分水に戻してから湯通ししてから調理します(沸騰したお湯で2−3分煮てから水洗いでもOK)。
・酢醤油,酢味噌,生姜味噌,唐辛子味噌などで和えて。
・豆板醤などでの炒め物や,唐辛子の利いたきんぴら風もいけます。
・味噌汁の具としてもOK。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

ぎんばさ写真

採取したぎんばさを束にして干しているところです(珠洲にて)。

つるも

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・茶色で中空のひも状の海藻です。枝分かれせず,長さは1m以上にもなります。フコダインを多く含みます。
・食感はさくさく感のある繊維質です。

食べ方:
・調理には,水に戻してから,流水で揉み洗いして好みの程度に色を落としてご使用ください。
・味噌汁に,ジャガイモや油揚げとの相性が抜群です。
・くずきりの替わりに,すき焼きなどの鍋物に入れるのもおいしいです。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

ツルモとアマモの写真

てんぐさ(天草)

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・もとは赤褐色の海藻です。真水洗いと乾燥を繰り返すと色が抜けて白くなる,トコロテンや寒天の原料です。
・手間が掛かると敬遠されがちでしたが,意外と簡単に本格的なトコロテンが楽しめるので,最近はご家庭で手づくりされる方が増えています。

食べ方:
・水洗いした後,たっぷりのお湯で煮詰めたものを,濾して冷蔵庫で冷やせはトコロテンの出来上がりです。
・粉寒天のトコロテンとは風味が違います。
・酢醤油,ゴマ味噌,黒蜜などのタレどうぞ。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

 

 

めかぶ

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・栄養豊富なわかめの茎の根元の部分がめかぶです。
・輪島市舳倉島沖で海女さんが素潜りで採りました。
・フコダインを多く含み,コリコリした歯応えが特徴的です。

食べ方:
・水またはぬるま湯で戻してから調理してください。
・適当な大きさに刻んで,酢醤油,酢味噌,生姜味噌など和えてお召し上がりください。
・たたいて細かく刻み,粘り気が出たところを,そのままポン酢で食べるのもよし,味噌汁に入れても,とろみを楽しみます。塩気がありますので,味噌汁のほうは薄味にするか,水に晒して塩出しをしっかりしてください。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

輪島・舳倉島産 めかぶ

輪島・舳倉(へぐら)島の海女さんたちは,いつまでも現役でバリバリ働いています。

天然わかめ

※写真は販売されている商品の一例です。

特徴説明:
・天然物のわかめは,風味と味の存在感が養殖物とはまったく違います。
・ワカメは緑色をしていると思っている方が多いですが,生のわかめは茶色をしています。

食べ方:
・3分ほど水に浸してから調理して下さい。
・酢の物,わかめサラダ,ワカメうどん,味噌汁,おすまし,中華スープ,ラーメンなど色々な使い方があります。

詳細 詳しくは海藻図鑑または海藻レシピ集

容器とふたをセットにしたデリバリー容器各種を販売中です。

奥能登の食文化ご紹介

【ご注意】当社では奥能登の塩のみお取扱いしております。海藻に関する情報は奥能登食文化のご紹介の目的です。

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