「塩とだし」 天然調味料!
 (株)ヤマシタは食の原点を次世代にリレーすることを目的として,本物の塩とだしの素を食卓にお届けしております。
奥能登日本海の海洋深層水を原料にした,富栄養・ミネラル特性に優れた,低温濃縮法による天然鹹味(かんみ)調味料。
・天然物にこだわるげんてんの真髄,あごを丸々焼き干しにしました。奥能登の天然だしと言えば「あご(飛魚)」です。

海洋深層水使用「能登の塩」

能登の塩

「能登の塩」 海洋深層水から作った、荒塩と細粒塩

〈荒塩〉ジッパー付きスタンドパック 内容量: 100g 

〈細粒〉食卓用 瓶詰 内容量: 80g

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「能登の塩」は,奥能登日本海の滋味あふれる清涼な海洋深層水100%をまるごと低温濃縮した食塩調味料です。

「能登の塩」は、能登町小木港沖3,700m 深さ320mの清涼かつ多くのミネラル成分を含む海洋深層水をくみ上げる、海洋深層水施設の製塩プラントで製造されます。

製塩方法は、逆浸透膜(RO)に通し、塩分濃度3.5%の原水をすべてのミネラルを残したまま1.5倍に濃縮した後、液温を60℃以下に保ったまま、5日間かけてゆっくり塩を結晶させます。これを、非直火型低温製法いいます。2tの濃縮水(かん水)から約60kgの結晶塩を作ることができます。

「能登の塩」荒塩
「能登の塩」細粒

使い方: 「能登の塩」は、普通の塩と同じように調理にご使用いただけます。

塩むすびやきゅうりの塩もみ、カルパッチョ、てんぷらのつけ塩、ステーキなど、塩の風味を大切にする料理にお使いいただくとより素材の味が引き立ちます。

〈写真左〉荒塩は計量スプーンや指でつまんでの調味にちょうど良い粗さです。

〈写真右〉細粒塩は、荒塩の風味はそのままで食卓塩として利用しやすくしました。

 感味は,奥能登小木港沖3,700m,朝日が昇る水平線付近にまで延びる取水管を通して毎日汲み上げられる,新鮮な海洋深層水 を原料にしています。

 日本海に突き出た能登半島の,そのまた突端の小木港沖3,700m,水深約320mの深層水には次のような特徴があります。

清浄性 水深200より深いところでは,大腸菌や一般の細菌による汚染がほとんどなく,また陸上や大気からの化学物質による汚染の可能性も少ないのです。
富栄養性

深層水の海域は太陽光が届かず,植物プランクトンが光合成できないため,植物の成長に欠かせない硝酸塩やリン酸塩等の無機栄養素が未使用のまま貯蔵されています。

熟成性 水圧20気圧以上の高圧下で海水が熟成されると言われています。深層水の塩のまろやかさは,この熟成性に関係しているのではないかと言われています。
ミネラル特性 海水には,カルシウム,鉄,亜鉛,マグネシウムなど,生き物が生きていく上で必要な必須ミネラルや微量元素がバランス良く含まれています。
低温安定性 海洋深層水が存在する水深200m以深は,太陽の光が届かないため,水温は海面表層部分に比べかなり低く,通年に渡り安定しています。

 このような特徴を持った,貴重な深層水を1日100tも汲み上げるのが深層水汲み上げ事業です。この施設で汲み上げた深層水は,そのまま又は結晶塩として奥能登の水産加工,農業,食品・美容関連商品開発や観光施設などで活用されています。

 ここ,能登海洋深層水施設 では,事業の一つとして良質の塩の生産も行っています。その設備は,深層水の熟成性に加えて,低温結晶製法を採用することで,いっそう「感味」のまろやかさを高めています。

製塩設備

 能登海洋深層水施設は,水平線の彼方からポンプで汲み上げた深層水は,逆浸透膜により天然のミネラル,微量元素を丸ごと濃縮します。その後、それを製塩槽(濃縮槽)に入れ,低温(60℃以下)で濃縮をしていきます。途中結晶してくる硫酸カルシウムなどの不要物を取り除きながら,濃縮を進め,液体塩「感味」の原料を取り出します。



 装置の重要部分は高濃度塩分にも耐え得る,高級素材を使用しており,長期に渡り安定した品質を約束します。日本海320m深層水,管理された製塩施設,高い製塩技術が生み出す「新しい鹹味(塩分)の世界」は,衛生的な工場で生まれています。

原水タンク・濃縮水タンク

ポリエチレン取水管のカットモデル。3,700mの取水管が水平線まで敷設されています。取水口は上を向いています。

手前に見える4本の白い円筒形のものが脱塩用の逆浸透膜。塩分濃度約3.5%の深層水(原水)は,この装置に通されて,約1.5倍の濃度の濃縮水になります。このとき,同時に脱塩水も得られ,これをさらに専用の浸透膜に通すと,飲料用として利用可能になります。

管理の行き届いた製塩スペース

製塩槽の蓋を上げると,透き通った濃縮深層水の表面が細かくゆれているのが分かります。

2トンの5%濃縮塩水が入る製塩槽。水温を60℃以下の低温に保ちながら,自然に結晶が始まるのを待ちます。濃縮工程4日目から結晶が始まり,全工程5日間で約60kgの塩を取り出します。

 一口メモ: 逆浸透膜は、生物が生体内で行っている浸透圧という原理を応用した、一種のろ過装置です。天然のミネラルバランスを保ったままで、海水を濃縮する設備として優れたものです。塩水に圧力を掛けてこの装置を通すことで、海洋深層水は真水と濃縮された塩水に分けられます。分離された真水は飲料水として利用することができます。

いしる 〜 奥能登の発酵文化

注目     「いしる」 〜 奥能登秘伝だし(その2)

「いわしのいしる」と「いかのいしる」

 奥能登地方は、日本でも有数の発酵に適した地域と言われています。

「いしる」は、地域によっては「いしり」とも呼ばれ、魚介類を食塩で漬け込み熟成させた発酵調味料です。一般名称では「魚醤」といわれ、秋田の「しょっつる」、能登の「いしる(いしり)」、香川の「いかなご」が日本三魚醤として、全国に知られています。

魚醤はその濃厚なうまみが最大の特徴ですが、実はにおいも濃厚です。魚を発酵・熟成させることで、動物性たんぱく質の独特な風味を醸します。これが苦手な人もいますが、一度気に入ると病みつきになるのもまた特徴です。タイのナンプラーやベトナムのヌクマムなども世界に広がる魚醤の仲間です。

奥能登 いしる

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いしるの使い方:
・基本的に、醤油と同じようにお使いください。
・鍋物や煮物には、いしる1に対し7〜8の出汁で割ってください。おでんなどの煮物は短時間で味がしみ、昆布巻きは驚くほど柔らかくなります。砂糖の分量が少なくても甘く感じます。

ここに注意:
 醤油より塩分が多く、香り・旨味が濃く、くせがありますので、控えめにお使いください。

ヒント:
 ・煮物の醤油の分量を少し控えめにして、代わりにいしるを少量加えて味を調えると、味わい深い風味になります。
・特に魚介類との相性が良いので、いしるの貝焼きや海鮮鍋

ラインナップ: 

・原料として使用するものの違いで、いわしといかのいしるを用意しております。

・イカ好きの方は、いかのいしるを、鰯好きの方はいわしのいしるを選ぶとよいと思います。イカをたく場合はいかのいしるが合います。

内容量: 各 250ml 入り

価格(税別): 取扱い終了

奥能登 いしる

※ 「いしる」と「いしり」の違い

・主に富山湾に面した内浦地区(小木港、宇出津町、三波地区)で作られる真イカの内臓を使ったものが「いしり」と呼ばれるものです。

・日本海側の外浦(輪島市)に面した地区に伝わり、鰯やサバなどを主な原料とするものを「いしる」と呼びます。

・最近では総称して「いしる」や「いしり」と呼ぶこともあります。

いしる料理のいろいろ

◎いしる鍋:
白菜、大根、なす、豆腐、えのき、いか(かわはぎ、エビ、白身魚でもOK)を400ccの水で水炊きし、煮えたらいしる大さじ2〜3杯をお好みで調整して加えひと煮立ちしたら出来上がり。

◎いしるの貝焼き:
鍋の代わりに、ホタテの殻を使用、いしる鍋と同じ材料を殻に乗せ、だし汁といしるを入れて煮る。

◎豚肉の炒め物:豚肉と野菜などを炒め、隠し味にいしるを少量いれます。

◎いしるのみそ汁風:大根、じゃがいも、わかめを出汁といしるでお汁に。

◎その他の利用方法
・浅漬けの漬物にいしるをまぶす。

・カレーの隠し味にもお好みで。

・おひたしや刺身につけて、風味を加える。

・じゃがいも、イカ大根、かぼちゃを煮る。
(いしる1に対して水10)

あごの焼干し−奥能登の食文化

「あごの焼干し」 〜 奥能登秘伝だし

 「あごの焼き干し」は奥能登沖で水揚げされた新鮮な「あご(飛魚)」を、旨みを逃がさないように、高温でサッと焼き上げ、さらに時間を掛けて干し上げた逸品です。

天然のだしは、やはりミネラルが豊富で美味しいだけでなく、体にも心にも浸み渡るものがあります。是非一度おご賞味ください。

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あご焼き干しの使い方(応用編)

あごだしのとり方:
・水2リットルに「あごの焼き干し」1本を目安にお使いください。

・水を張った鍋に、一本を3〜4つに割った「あごの焼き干し」をいれ、最低1時間は浸します(一晩置くのがベストです)。

・「あごの焼き干し」が十分に水に浸ったところで、浸し水ごと中火で30分くらい、アクをとりながら煮出します。

・だしが取れたら、醤油や塩でお好みの味に調整します。

ここに注意:
 だし湯は絶対に沸騰させないでください。

ヒント:
 だしのにおいが気になりましたら、醤油などの調味料とあわせてから冷ましてください。においが消えます。

内容量: 100g入り

価格(税別): 取扱い終了

あご焼き干しの使い方(応用編)

◎幅広い応用範囲:
あごの焼き干しは,上品ですっきりとした甘味と独特の旨みが特徴です。ソーメン(素麺)だけでなく,うどんやラーメンのダシとして,またみそ汁や煮物にも幅広く活用できます。みそ汁では,身ごと入れると具になり,ダシと具と二度楽しめます。

◎さらにコクを出したいとき:
あごで取ったダシに「手羽先」を数本入れてじっくり煮出してみてください。あごのさっぱり感に,手羽の皮と骨から出る,コクと旨みがプラスされて,深みのある味になります。

◎あごのふりかけ:
だしをとった後のあごは,包丁でみじん切りにして醤油やみりんと炒りつけると,しっとりとした,大人のふりかけになります。

容器とふたをセットにしたデリバリー容器各種を販売中です。

奥能登の食文化ご紹介

【ご注意】当社では奥能登の塩のみお取扱いしております。海藻に関する情報は奥能登食文化のご紹介の目的です。

株式会社ヤマシタ

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