特徴: ツルモ(写真全体に見える茶色の細いもの)は中空ひも状の海藻です。枝分かれせず,長さは1m以上にもなります。フコイダンを大量に含んでいる海藻です。
アマモは種子植物で「海草」に分類されます。食用にはしませんが,水をきれいにしたり,稚魚のすみかや産卵場所として欠かせません。
採取時期: 5月〜7月(ツルモ)
採取場所: ツルモは,波当たりの穏やかな小磯に着生します。直径1cm程の小石や貝殻にも着生します。アマモも写真で分かるように,ツルモと同じような場所の砂地に自生します。
食べ方: 生のツルモはぬめりが強く,ジュンサイの食感ににています。門前や輪島では乾燥物が特産です。好みに応じて,洗って色を落としたものを味噌汁にして食べます。色は洗い落とさず食べたほうがフコイダンが摂れます。